ごあいさつ

Greeting
未来へつなぐ光になれ

2024年度 亀田 卓馬

理事長所信

Director policy
はじめに
一般社団法人和泉青年会議所は、全国で269 番目の青年会議所として1964 年の創立以来、「明るい豊かな社会」の実現を目指し、幾多の出会いや経験を繰り返し、5 9 年という長い年月の中で、先輩諸兄姉が成長を積み重ねてこられて現在に至ります。第60 代理事長を仰せつかり、今日まで先輩諸兄姉が築いてこられた運動・活動、その素晴らしい歴史に敬意と感謝を表し、この栄誉ある責任を胸に刻み、所信を申し上げます。
創立以来JCメンバーが一丸となって地域発展の一助となり、地域の方々から必要とされる団体で在り続け、今なおその存在は輝きを発信しております。世界情勢はまだ不安定な状況ではありますが、そんな時だからこそ我々JCメンバーが活躍し、地域のそして世界の明るい豊かな社会の実現に向けて、生き生きと積極的に活動することが必要だと考えます。
新型コロナウイルスの流行も収束し、また活動の範囲も広がり、様々な運動や事業構築の可能性を信じ、メンバーの絆をさらに深め、より強固な組織となり、豊かな社会の実現を未来へとつなげて参ります。
誇りある創立60周年に
本年度、我々和泉青年会議所は創立60 周年という記念すべき大きな節目の年になります。歴代理事長をはじめとする、先輩諸兄姉が築いてこられたこの素晴らしい歴史に感謝するとともに、また次なる歴史へつなぐために、我々和泉JCは周年式典、周年事業の盛大なる開催を目指して参ります。
この先70 年、80 、90 、100 周年へと向けて我々メンバーが、想いを一つに一致団結し、後世へと伝える最大のステージであり、全ての人に発信する最大の記念事業に導きたいと考えます。世界中で活躍する同志に尊敬の意を表して、ともに益々の発展を望み、青年会議所として誇りある盤石な組織づくりに励んで参ります。
素晴らしい地域にさらなる発展を
私たちが住む和泉市は、歴史も古く、自然豊かで美しい環境に恵まれ、近年では商業や工業もさらなる発展をする「トカイナカ」の暮らしやすいまちです。
この魅力に溢れた和泉市の良さを地域の方々にお伝えすることにより、地域を活性させ素晴らしい発展、素晴らしいまちづくりへつなげていけると信じます。
そこで、私たちJCメンバーと今までの運動で出会った活力ある諸団体や、行政と連携し手を取り合い、溢れる和泉市の魅力を、地域の方々そして他地域の方々に、なお一層伝えて参りたいと考えます。
この取り組みによりJCメンバーが各諸団体や行政と絆を深め、地域の方々により必要とされる確固たる団体を築いて参ります。
希望に満ちた新しい未来へ
未来を担う希望ある子供たちに伝えることはたくさんあります。近年はインターネットの進化や凄まじいテクノロジーの発達により、子供たちが直接人と接し、コミュニケーションを図る機会が減少しています。
人とのつながり、コミュニケーション能力は幼少期・学童期・青年期を通し先生や友達、親族以外の人と接することにより学び育まれるものです。
和泉JCでは、わんぱく相撲や公開例会、様々な事業を企画、運営し、未来を担う子供たちに事業を通し、さまざまな人と出会いそして学び、さらなる多様性、そして応用力のある、地域社会の発展を担っていく人財を育成し、噓偽りない大人へと成長してもらえるよう、JCメンバー一同強く願いを込めて、地域の子供たちに希望を与える先導者として邁進して参ります。
強固な友情と輝かしい歴史に
和泉JCは、長い歴史の中で、台中港國際青年商曾や韓国大阪青年会議所と国際事業を通じ強い絆で結ばれています。
国や地域、国籍や言語、思想やルーツは違いますが、交流を深めることにより、JCを通じグローバルで開かれた地域社会の発展にコミットできると私は信じます。これまで先輩諸兄姉の皆様が、長年培ってこられた強い絆を、この先さらなる親交を重ねることで、お互いを理解し、思いやり、同じ志を持って大きく成長できると確信しております。
韓国大阪青年会議所とは隔年交互に交流事業で親睦を図り強固な友情関係を築いております。また台中港國際青年商會とは本年度、1974 年の姉妹締結から50 周年という記念すべき節目の年となり、この大きな節目に記念交流事業を行いたいと考えております。
昨年より、また直接交流を深める機会ができ、お互いにリスペクトし合う、人と人との強い絆を改めて確認できました。
これからも以前のように直接会い、交流を図り、お互いを尊重し、ともに共感し、大きく成長し続け、ゆるがない親交を深めて参ります。
魅力を発揮する会員へ
近年、日本の人口は減少しており、我々JCのメンバーも減少傾向にあります。それに加え、経済水準の不安、世界情勢の不安定などもあり、日本社会そして地域の方々が以前より活気がなくなっているように感じます。そこで青年経済人である我々がさらに会員拡大をし、誠意をもって手を取り合い、未知なる無限の可能性に挑戦するべきであると考えます。
我々和泉JCは自身の成長や地域社会を想う心、地域経済活性化の協心のもと、メンバー一人ひとりが奉仕・修練・友情の三信条をしっかりと認識して、新たな時代へとつなぐ時が来ました。同じ時代、同じ世代の限られた時間をともにし、同志一人ひとりが強い信念をもち、行動に移すことが和泉JCの発展、地域社会のさらなる発展につながると信じます。
想像をはるかに超える若い力で、地域の方々の中心的な役割を担う、力強い組織運営を行って参ります。
むすびに
人は、夢や希望を豊かな未来へとつなぐために様々な方法を考えます。
私にとって人生とは何か、豊かな人生とは何か、そのために何をすればいいのか、生きていくうえで考えることはたくさんあります。
掲げた目標に向かって突き進むなかで、失敗や挫折する時もありますが、だからといってその努力が無駄になることはありません。
目的が何かを見失わないように、経験を積んでその豊富な経験を活かして報われた時に、人は人生に喜びを感じると私は考えます。
JC運動を通じて多種多様な方々と親睦を深め、つながりを活かし、愛をもって望めば人生を豊かにすることでしょう。
本年度のスローガンを『 礎 ~未来へつなぐ光になれ~』とさせていただきました。
物事の基礎となる大事なもの、何事にもしっかりとした土台がなければなりません。我々和泉青年会議所も、先輩諸兄姉が築いてこられた59 年の長い歴史という盤石な「礎」があったからこそ継承されてきたと確信します。
この道標が未来へ向けて示す光になるよう、全心全力で邁進して参ります。