ごあいさつ

Greeting
FULL COMMIT

2021年度 理事長 利倉

理事長所信

Director policy
はじめに
1964年、明るい豊かな社会の実現を目指し、この地に全国で269番目のLOMとして和泉JCは誕生しました。それから56年という長い年月に渡り先輩諸兄姉の熱き情熱と努力によって運動を積み重ねてこられて今日に至ります。創立57年を迎えるにあたり私たちは今、先輩諸兄姉の皆様方が築いてこられました歴史を受け継ぎ、この和泉市で運動することができる喜びと永きに亘る歴史と伝統の積み重ねを噛み締めながら、地域を支え続ける青年経済人として和泉市の発展に寄与し続けなくてはならないと考えております。 毎年のように相次ぐ自然災害や教育格差問題など、明日への不安を拭えない現実が絶えず襲い続けている時代でありますが、そんな中だからこそ未来を拓いていくためにも同じ志を持つ仲間と集い、互いの価値観や創造力を認め合い、仲間のために社会のためにと思いやりの気持ちを持って、自ら考え行動し運動を展開していくことで、苦しみや困難にも打ち克つ強い組織へと成長し、次世代へ継承していけると確信しております。
愛と意欲と責任に満ち溢れる運動を
私たちは、利害関係や労使関係ではない多くの仲間に支えられ、JC運動を通じたくさんの貴重な体験をさせていただいております。明るい未来を創造するために、メンバー同士が互いに高め合い、刺激を与え合って成長できる仲間の関係を築くことが大切です。私たちJCは、20歳から40歳までの品格ある青年経済人の団体であります。働き盛りのこの年代においてJC活動を続けていくのは、覚悟と努力が必要です。それぞれの状況で仕事や家庭にも多くの時間が必要かと思いますが、今だからこそ仲間とともに挑戦できることや新しく発明できる可能性があるのだと思います。私たちは地域や社会のリーダーであり、未来を拓いていく責任ある立場の人間であると考えます。私たちが住み暮らす地域や家庭に幸せをもたらす未来を創造するのは、他ならない私たち自身なのであります。 私たちJAYCEEは「奉仕・修練・友情」の三信条のもと、日々運動を繰り広げていく団体です。研鑽の日々を共に過ごし友情を育み、奉仕をすることで修練が生まれ、修練を乗り越える度にさらなる友情が生まれます。時代の変化とともに視点や手法を新たに変え、何事にも挑戦し続けていく。これらの私たち自身の在り方が社会の手本となるよう、JAYCEEとして地域の未来が「明るい豊かな社会」になるよう牽引します。
誇れるまちを創造する
和泉市は豊かな自然や歴史の残るまちであり、大阪府下でも有数の発展しているまちであります。開発が進み、ここ近年新たに移り住んでくる人たちと昔から和泉に住み暮らす人たちが入り混じり、まち全体が活性化し、進化し続けています。 青年会議所は「明るい豊かな地域社会の実現」に向けて集まった組織であり、青年会議所の運動は基本的に地域社会の運動です。まずは私たち青年会議所メンバー自身が、地域の一員であることを自覚し、自分たちのまちは自分自身が参画して創るという自覚と責任を持って行動することが必要です。そして、様々なまちづくり運動を展開していく中で、活気あるまちを創造する責任者として新しい可能性を創り出していかなければなりません。先輩諸兄姉の皆様が紡いでこられた素晴らしい歴史や伝統を大切にし、そして産官学民などの多種多様なネットワークをさらに強化することで、さらなる地域の活性化につなげるとともに、自分たちが住み暮らす地域にいっそう愛着と誇りを持った人財を育むことのできる希望溢れるまちづくりを展開して参ります。
未来を担う子供たちのために
今日の日本は急速な情報化の中で、物質的な豊かさや利便性や効率性が優先され、人々の価値観や生活様式が多様化しています。また少子高齢化や核家族化の影響で親子関係や多世代交流が希薄化し、人と関わる機会が減少し、地域全体で子供を育て守るという地縁的なつながりが弱まり、子供たちは様々な体験の機会が失われています。子供たちがこの激動の社会をたくましく生き抜いていくためには、日常の生活だけでは感じることのできない、人と人との関わりの中でこそ得ることのできる「感動体験」が必要であると考えます。日本の子供たちは諸外国と比べて自尊意識が低く、将来への夢や希望を持ちにくいと言われています。予測困難なめまぐるしい変化の中にあっても、常に未来への希望を持ち、自ら課題を見つけ、自ら学び自ら考え判断をして、目的をしっかり捉えた行動をし、お互いを思いやる心で生きる力を育むことによって、子供たちの未来を希望あるものにしていかなければなりません。 未来を担う子供たちが自分の道を自分で切り拓いていくために、大きな夢や希望を描いて欲しいと願っています。周囲への感謝の気持ちを大切にし、仲間と切磋琢磨し、学校や家庭などの日常生活ではできない貴重な体験を通じて、何ごとにも前向きに挑戦する心、困難に立ち向かい乗り越える力、達成から生まれる誇りと自立心を実感してもらえるよう、和泉JCが創る「感動体験」を希望溢れる地域の子供たちのために提供して参ります。
地域を越えた交流から成る友情
和泉JCは、国内外に台中港國際青年商會や韓国大阪青年会議所との強い友情によって交流の場を有しています。これらの友情を継続的に持つことで多様な考えに触れる機会を創出し自己研鑽することができ、世界との友好を広げることは、和泉市に観光交流人口を増やすことにもつながる新たなチャンスを作り出すとも考えられます。親善の心を持ってその友情をさらに強め、互いに学び、絆を深めて参ります。 そして、京都会議への参加や、近畿地区大会、大阪ブロック大会などのブース出展などの機会を生かすことで、多くの学びを得ることができます。また、和泉市の観点だけでなく、より広い視点をもち様々な問題に取り組むために出向のシステムを活用し、出向先でLOMとは違った役割を担うことで、その組織の運営や活動から新たな学びを得ることができ、他の地域の出向者との友情を育むこともできます。出向するメンバーがそこで得た学びや友情を和泉JCへもち帰った際に私たちの活動の幅を大きく広げる可能性をもたらし新たな刺激となるよう、積極的につながりを構築して和泉JCの成長につなげて参ります。
会員の資質向上となる例会運営
AIやIoT技術などの進歩によって私たちは今、かつての高度経済成長期と匹敵するような転換期にあります。この転換によって、これまで社会に貢献されてきた仕事や能力が価値をもたなくなりつつあるといわれますが、逆に人間にしかできない能力の重要性が高まっているとも考えられます。時代が変わろうとも社会で求められるのは、個々の変化や継続に対しての関わり方や一人ひとりの取るべき行動とリーダーシップであると考えます。 JCには、経験したことのないことや体験を学び、気づきやヒントを得る機会があります。それが例会です。工夫を凝らした出席の依頼から始まり、真心のこもった設営や厳格なセレモニー、そしてビジョンを具現化した事業を執り行うことで、その場にいるすべての人たちにとって成長できる機会を提供することができます。様々な観点から、現代社会を取り巻く環境問題や社会情勢などを学び、地域発展の一助となるような実りある例会を開催して参ります。
むすびに
悩みや困難のない人生はありません。人生とは問題を引き受け、悩みや困難を乗り越え続けていくことであります。これらは、人間を成長させるために在ってくれるものだと、感謝の気持ちを持って向き合わなくてはなりません。その問題から逃げずに、できないことをできるようにしていくことで人間力が備わり、成長できるのです。
何事かを成し遂げる人は、最後まで絶対に諦めません。いま自分の持っている力を出し尽くしたとしても、そこからが始まりだと考え、家族や仲間に感謝し、地域のあらゆる人に真心を持って接し、責任を伴う行動で諸問題の解決に取り組んで参ります。
仲間とともに未来を幸福に導くことにコミットし、多様な取り組みや成長を創る一年となるよう全力で行動することを約束し、本年度のスローガン「Full Commit」とともにこの理事長所信に記した想いを2021年度のJC運動に展開して参ります。