ごあいさつ

Greeting
絆~未来へ広げる絆の和~

2019年度 理事長 花田 純一

理事長所信

Director policy
はじめに
1964 年、明るい豊かな社会の実現を目指し、この地に全国で 269 番目の青年会議所として和泉青年会議所は誕生しました。それから半世紀以上に渡り先輩諸兄の熱き情熱と努力によって、このまちと共に和泉青年会議所は歩んでまいりました。 本年度、創立 55 周年を迎えるにあたり私たちは 50 周年記念式典で皆様に発表させていただいた中長期ビジョンの検証を行い、今一度、和泉青年会議所がこれまで積み重ねてきた歴史と伝統を振り返り、次世代へ継承させていくとともに、時代に合わせ進化させ、このまちの未来を創造し続けていかなければならないと考えております。 そのためには、このまちの未来を創造していくためにも同じ志を持った仲間を募り、語り合うことでお互いの価値観を認め合い、友情を育み、絆を生み出す必要があります。そしてその絆が一つになった時、組織として社会を動かす程の力を生み出せると確信しています。メンバー全員が個の主張だけではなく、仲間のために、社会のために、このまちの未来のために、思いやりの気持ちを持ち、自ら考え行動し、運動を展開することで絆を生み出し、思いやりに溢れる、絆で結ばれた力強い組織へと成長してまいります。
歴史と伝統と「絆」を未来へ
社会は、めまぐるしく変化を遂げていきます。我々、和泉青年会議所の運動も 40 歳までという期限があり、常に新陳代謝を繰り返し、さらに単年度制という制度を用い、時代に合わせ進化を遂げています。しかし一年ごとにメンバーや組織が変わっても和泉青年会議所が創立以来、守られてきた想いや理念は変わらず継承していかなければなりません。守るべき歴史と伝統、時代に合わせ変革していくもの、この見極めをしっかりと行い、次世代への引継ぎを強化していくことが大切であると考えます。組織をより強くするもの、それは絆であると私は考えます。先輩諸兄から受け継がれてきた歴史と伝統を受け継ぐ中で生まれた絆、そして同じ時代に生まれ、同じ志を持った仲間との出会いから生まれた絆、我々には様々な絆があります。この絆が今までの自分以上の力を発揮させ、自分の可能性を大きくしてくれます。本年度 55 周年を迎えることを一つの機会と捉え、仲間や先輩諸兄との絆をさらに強固なものとし、絆の和を創り出し、 創立55周年という節目の年を和泉青年会議所に関わるすべての人と共に迎え、未来へと広げてまいります。
地域社会との「絆」
我々の活動エリアである和泉市は近年まち全体の魅力が上がり、人口も増加傾向にあり、大阪府下でも有数の発展しているまちです。昔から和泉に住み暮らす人々とここ近年新たに和泉に移り住んだ人々とが融合し、まち全体が活性化し、進化し続けています。そしてこのまちのために行政・市民・諸団体が様々なまちづくりを行う素晴らしいまちです。我々、和泉青年会議所もこれまでの運動を行う中で、行政・市民・諸団体と絆を深めてまいりました。そして今までの運動の中で出会った地域の皆様や諸団体や行政と連携しながら運動を展開し、団体の垣根を越えた人とひとのつながりから絆を深め、地域から必要とされる和泉青年会議所であり続けるように、そして我々の運動を通じ、このまちのことを考える人を一人でも多く増やすことがこのまちをよりよくすると信じ、運動をしてまいります。
未来へ広げる「絆」
和泉青年会議所は姉妹JCとして台中港国際青年商会と国際交流事業を40年以上に渡り行ってまいりました。そして一昨年、韓国大阪青年会議所と友好JCとして正式に契りを交わし、新たな絆を結ぶことができました。国籍や言語、また互いのルーツは違えど、志すものは同じです。お互いを尊重し、また時には刺激しあい、共に力を合わせ行動する。このような素晴らしい関係性の中で絆を深めあい、未来に可能性を広げていく、そのような運動をしてまいります。そして未来へ絆を広げていくためには仲間の存在が必要不可欠です。和泉青年会議所は20歳から40歳までの青年で構成されている団体です。40歳で卒業を迎えることが特徴である青年会議所は若さを常に維持できるというメリットがありますが会員を拡大しないことには組織として運動を継続できません。我々メンバー一人ひとりが危機感を持ち、真剣に取り組んでいかなければならない課題です。しかし、我々が地域に必要とされ、魅力のある団体であり続ければ自然と人は集まるはずです。そのためにはLOMが強い絆で結ばれていることが大切だと考えます。LOMが絆で結ばれるためにはメンバー一人ひとりが相手を尊重し、互いの価値観を認め合い、友情を築き、メンバー同士が本気で語り合い、共に理解しあい、絆を深めていく、そのようなLOM運営を行ってまいります。そして我々の絆を伝播させ、「和泉青年会議所と共に活動したい」と地域の人たちに思われるよう魅力のある組織で在り続け、我々の運動を未来へ広げてまいります。
次世代のために「絆」で結ぶ育成を
昨今、情報社会と言われ、どこでもインターネットで情報を得ることができる便利な今の世の中は、未来を担う子どもたちにとってコミュニケーション能力の低下を助長し、人とひとのつながりの希薄化を生み、未来を担う子どもたちにまつわる痛々しい事件が多発しております。例えば家庭において、核家族化の問題や児童虐待・子どもの貧困といった本来であれば宝もののように大切に育てられるはずの命が、親の手によって摘み取られてしまうといった事件はその最たるものではないかと考えます。今後の日本の未来を担う子どもたちの成長において、親世代の我々が必要である事を自覚しなくてはなりません。子どもたちは、無限の可能性を持った光り輝く宝物であり、その光は育成環境によって変化します。親世代の大人として、子どもたちに対し、どのように接していかなくてはならないかを改めて学び、考えていかなくてはなりません。親は、子どもたちが親となる時の鏡であり、子どもたちを正しい大人へと導く事は、親世代としての責任であります。私たちは、親世代としての自分自身の行動を考え、子どもたちと正面から向き合う事で、親と子の絆が築かれるのです。また、この地域に住む大人として、これまで受け継がれている伝統や歴史、魅力を子どもたちに伝え、地域の大人としても責任を果たしていかなくてはならないと考えます。地域の大人として子どもたちに接する事で、地域の人とひとの絆が生まれ、子どもたちの中に郷土愛を生み出すそのような運動を展開してまいります。
むすびに
本年度のスローガンを「 絆 ~未来へ広げる絆の和~」とさせていただきました。メンバー一人ひとりの成長がまちの成長につながります。我々メンバーは、想いによって動かされ青年会議所運動を行っています。家族や会社のこと、仲間や自分以外の人のことをメンバ ー一人ひとりが感謝の気持ちをもって少しでも気遣ってあげることができたなら、必ず組織は良い方向に動き出し、同じ時を共有した仲間との強い絆が生まれるはずです。
20年後に我々が楽しそうに過ごす和泉を思い浮かべてください。
30年後、40年後、50年後、我々の子ども世代が、孫世代が活躍する和泉を思い浮かべてください。
未来の子どもたちのために、未来の和泉のために行動しよう。
我々の運動が「絆」を生み出し、大きな絆の和となって未来へ広がることを信じて。